オムレツ

 先日、タンパク質の摂取について書いた際に、プロテインのパウダーを水に溶かすことさえ面倒に感じる、というようなことを書きましたが、やはりそれではいけないと思い、今夜は卵料理を自分で作ってみました。と言っても、オムレツですけど。しかも超シンプルなプレーンオムレツ。オムレツの作り方は、学校の調理実習で習ったはずですが、それが具体的にどんな手順だったのかはサッパリ記憶にありません。私が知っているオムレツの作り方は、学生時代に読んだ東海林さだおさんのエッセイの中に出てきた方法を真似ています。そのやり方で大抵は上手く出来るので、他の方法を試したことがありません。今でしたら、ネットに上に作り方の情報が動画も含めていくらでも見つかるのでしょうが、そう言ったものもまだ見たことがありません(でも一度ぐらい参考のために見ておいた方が良いかも、と思ってますが)。

 作り方において、今のところひとつだけ、まだ迷っていることがあります。それは、卵を溶く際に「よくかき混ぜる」のか、あるいは「あまりかき混ぜない(卵の液が均一になる最小限にとどめる)」のか、です。東海林さだおさんのエッセイには、確か「あまりかき混ぜない」と書いてあったような気がします。かき混ぜ過ぎると空気が入ってしまうから、と言うのがその理由でした。しかし「ふわふわのオムレツ」というものが世間でもてはやされており、「ふわふわ」にするためには空気がたくさん入っていた方が良いだろうし、そのためには目一杯かき混ぜるべきではないか・・・。今までに両方の作り方を何度も試しましたが、個人的には「あまり混ぜない」方が好みです。でも、毎回どっちにしようか迷ってしまいます。

 

マラソン

 マラソンのオリンピック代表選考レース、MGCをテレビで観戦しました。と言っても他の用事を片付けながら実況に耳を傾けつつ、時々チラッと画面を見る程度でしたが。男子の方は、まぁ最終結果を知ることが出来ればいいや、という気持ちでおり、主に女子のレースをずっとフォローしていました。私が応援していたのは、愛知県の豊橋出身の鈴木亜由子選手です。名古屋大学卒というところが凄いと思いました。東海地方以外の人には恐らく分からないと思いますが、地元での名古屋大学の評価は高くて、東大・京大の次ぐらいのランキングだと思われていると言っても過言ではありません。それに女子の場合は、親が家から通える大学しか行かせてくれないので、本来ならもっと上の大学に行ける学力がありながら名古屋大学で我慢しておく、というパターンもあるようです。その鈴木選手が、見事に2位でゴールして東京五輪へのキップを手に入れました。ウィキペディアによれば、鈴木選手の身長は154cm、体重は38kgしかありません。そんな小さくて華奢な体で42.195kmを、しかも酷く暑い中をよく走れたものだと感心してしまいました。来年のオリンピックでも素晴らしい走りが出来ることを願っています。私は基本的には東京五輪に反対なのですが、鈴木選手はしっかり応援したいです。あと、女子柔道ウクライナ代表のダリア・ピロディド選手も応援します (^^)

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名古屋弁

 名古屋弁には幾つかの特徴がありますが、その中でも大きいのが、標準語で「あい」という母音の連続が名古屋弁では「ぇあ」に置き換えられることです。代表的な例に次のようなものがあります。

 えびフライ→えびフリャア

 どえらい→どえりゃあ

 めでたい→めでたゃあ

 無い→にゃあ

 マラソン大会(だいかい)→マラソンでぇけぇ

 

 「ぇあ」の発音は、英語の授業で習った「あ」と「え」の中間の発音:[æː]に近いのですが、文字で表記するのは難しいです。

 ただ、流石にここまでベタな名古屋弁を話す人は、名古屋でもほとんど見かけません。日常的にナチュラルな名古屋弁を話すのは、百歳超の双子姉妹のきんさんぎんさんの世代かその次の世代ぐらいまでです。名古屋市のK市長が名古屋弁で喋っているのをテレビニュースで見かけることがありますが、あんなコテコテな名古屋弁を耳にすることは今ではほとんどありません。

表紙のイラストがきっかけで読んだ小説

 江口寿史という漫画家がいて、かつては週刊少年ジャンプでギャグ漫画を連載しており、大変人気があったと記憶しております。その後、どうなったのか、今でもどこかで連載しているのかは全く知りません。しかし、江口さんの場合は、今では漫画家としてよりも、イラストレーターとして評価が高いようで、イラスト作品はいろんな媒体で時々見かけます。

 そんな江口さんのインスタのアカウントを見ておりましたら、江口さんが過去に手掛けた文庫本の表紙のイラストが幾つかアップされていました。調べてみましたら、サラ・パレツキーというアメリカの女性作家が書いた女性の私立探偵を主人公にしたシリーズでした。どんな内容なのか興味が湧いたので、シリーズ第1作目の『サマータイム・ブルース』(原題:INDEMNITY ONLY)を読んでみました。この小説が書かれたのは1982年なので(日本語版が出たのは1985年ですが)、今から37年も前です。当時はスマホも無ければインターネットも無い時代です。探偵小説とか推理小説、あるいはスパイ小説は特にハイテク機器を小道具として使うことが多いので、37年も前に書かれた小説というのは、その点において面白さが見劣りしてしまうのではないかと、はじめは思っていました。しかし読んでみると、確かにハイテク機器は出てきませんが、古くさくて時代遅れな感じは全く無くて、十分に面白かったです。

 ただ、本を買ってみて分かったのですが、この本は2010年にカバーデザインを新しくした新版であり、江口さんが表紙を描いたのは旧版の方なのでした。確かに、イラストのタッチが江口さんとは全然違います。これはこれで魅力的なイラストだとは思うのですが、小説の中で主人公の女性探偵が使う拳銃はスミス&ウエッソンの38口径のリボルバー(回転式)なのに、表紙のイラストで手にしているのはセミオートの拳銃(SIGまたはグロックっぽい)であることに少しだけ違和感がありました。主人公が敢えてスミス&ウエッソンのリボルバーを選択した事には、それなりの理由があることが文脈から読み取れ、それが彼女の人物像を構成する重要な要素のひとつになっているので、表紙のイラストにおいてもそういう細部にまでこだわって欲しかったです。

 

 

タンパク源

 知らず知らずのうちに、日々の食事から摂取するタンパク質の量が十分ではなくなっていたことに気が付いたのは暫く前で、それについてはブログに書いたことがあります。「これはいかんっ!」と思い、それ以来ずっとスマホの栄養計算アプリを使って摂取量をチェックするようになりました。当時は、朝昼晩の食事から摂取するタンパク質が足りていない場合は、粉末のプロテインを水で溶いて飲んでいたのですが、続けているうちに、粉をメジャースプーンで計量してマグカップに入れて、水を入れてスプーンでかき混ぜて、飲み終わったらマグカップとスプーンを洗って、という一連の動作が段々と面倒になってきてしまい、やがて飲まなくなってしまいました。それに代わって利用するようになったのが、タンパク質を比較的たくさん含んでいるバー状のお菓子です。森永の「in BAR プロテイン」はグラノーラ、ベイクドチョコ、ウエハースなどの種類があり、1本に10グラムのタンパク質が含まれています。また、アサヒの「1本満足バープロテインチョコ」には15グラムのタンパク質が入っているのでありがたいです。ただ、タンパク質は多いけれど、お菓子なので炭水化物もそれなりに入っているので、出来るだけ糖質を制限したいと考えている私としては一長一短があります。一般の食材で手軽なタンパク源といえば、卵、特にゆで卵はコンビニにも売っているので簡単に手に入れることが出来ます。ゆで卵には、100グラムあたり約13グラムのタンパク質が含まれ、炭水化物は0.3グラムしか入っていない上に、ビタミンやミネラルも豊富です。しかし、コンビニで売っているゆで卵は小さめの卵なので、栄養成分表示によると1個あたり6グラム程度しかタンパク質が入っていません。かと言って、2個食べられるほどの美味しさはありません(冷たくて、妙な塩味がするので)。そうなると結局、お菓子タイプのプロテインに手が伸びてしまうことになります。そういえば、スウェーデン出身で日本に帰化した庭師として話題になった村雨辰剛(むらさめ たつまさ)氏が、間食(?)にサラダチキンをかじっている写真を見たことがあり、私もやってみたのですが、あれを全部食べるのは結構キツイ。もうちょっと薄味だったらいいのですけどね。

 

僕は庭師になった

僕は庭師になった