つい先ほど、2020年の夏のオリンピックの開催地が東京に決まったという発表の瞬間をテレビでみました。正直なところ、嬉しいのか嬉しくないのか、自分でもよくわかりません。2002年のサッカーワールドカップの開催が日本（および韓国）に決まった時はもっと嬉しかったような気がしますし、ジャンルは違いますが今年、富士山が世界遺産に登録される事が決まった時もたいへん嬉しかったのですが、今回のオリンピックに関しては「ほんとうにこれでいいのか？」というモヤモヤした気持ちがどうしても残り、とても手放しで喜ぶ気持ちにはなれません。その理由はやはり原発問題で、こんな大問題があるのにオリンピックなんてやってる場合かと思うのはきっと誰しも同じなのでしょう。いろんな政治家のいろんな思惑が見え隠れすることも気になります。しかし決まった以上は、世界各国からの注目が従来にも増して日本に集まることになり、これまでのように原発問題をほぼ放置しておくことは出来ない状況になったわけですから、解決へ向けて動き出すきっかけになってほしいものだと思います。
