『コフィン・ダンサー』

コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)

コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)

 『ボーン・コレクター』に続くリンカーン・ライムシリーズの2作目の『コフィン・ダンサー』というミステリー小説を読みました。前作に比べると場面の切り替わりのテンポが良く、映画を観ているようなエンターテイメント性の高さでした。どんでん返しが続いたりして、読者の意表をつくストーリー展開はさすがですが、「どんでん返しありき」で無理矢理意外性を演出している感じがしないでもないところが少し気になりました。
 シリーズ第3作は『エンプティ・チェア』ですが、現在は資格試験に向けて勉強しなくてはならない時期ですので、試験が終わってからじっくりと読もうと思っています。