極めて個性的なカフェ

 先日、岐阜市某所にあるカフェを訪れました。ここへ来るのは10年ぶりぐらいでした。以前はオシャレな感じでしたが、外壁の蔦はお手入れされていないのか伸び放題で、何だか不気味な雰囲気さえ感じられます。

 店内には、以前はいろんな物が飾ってありましたが、物の配列の仕方にそれなりに秩序が感じられました。今回行ってみるとそんな秩序は全く無くて、ただただ雑然としていました。

 天井には空を舞う天使が描かれていました。マスターによりますと、東京の著名な画家に描いてもらったとのこと。

 トイレの中もしっかりとデコレーションされています。以前来た時は雛人形のような小さな人形がクリスマスツリーのオーナメントのようにつり下げられていて「ひえっ〜!」と驚いたのですが、今回はそういう飾りはありませんでした。でも、これでも十分「個性的」というか「普通じゃありえない」というか。良く言えば「アート」なのかも・・・。

 ここのマスターは帰国子女で、幼少時代をフランスで過ごしたとのことで、そうした経験を通して、こういう言わば「美輪明宏的なセンス」が育まれたのかもしれませんね。

 こういうカフェはインパクトが強すぎて、ソワソワして落ち着きませんが、コーヒーの味はかなり良かったです。そこだけは合格点。