浜松

 所用で浜松へ行ってきました。名古屋からは「ひかり」で30分ですので、あっという間に到着。新幹線を降り、改札を出てタクシー乗り場へ向かって歩いていると、私の前を若い男性が横切っていきました。その男性はヤマハの密閉型のヘッドフォンを装着していました。さすが、ヤマハの地元だなぁ。そのヘッドフォンの外観が、ヤマハの黒いピアノのような光沢を放っていてカッコよかったので欲しくなってしまったのですが、Amazonで調べてみたら、ユーザーのレビューがいまひとつ(装着感が悪い、ヘッドバンドが半年で折れた、など)でしたので、購入は見送ることにしました。

 用事を済ませて、再び浜松駅へ戻って来たのがお昼時でしたので、駅構内にある寿司屋で10貫ほどたいらげました。ふとメニューを見ると「浜松餃子」という品が目にとまりました。寿司屋で餃子を食べるなんてヤボだとは思いつつも、どんな風味なのか興味があったので注文しました。10分ほどでお皿の上に円形に並べられた餃子が到着。さっそく食べてみると、ニンニクなのかニラなのかわかりませんが、その系統の刺激が強い風味で、豚肉の旨味とかよりも、真っ先にその風味が口の中に広がりました。まあ、餃子なんて日本中どこにでもあるわけだから、何か強い特徴を押し出して他とは違うことをアピールしないと「ご当地グルメ」を名乗れないので、こういう風にエッジをきかせなければならないのでしょうね。

 そう言えば、浜松市は餃子の購入量で宇都宮市と毎年激しい首位争いをしていることは時々ニュースで耳にします。「元祖 浜松ぎょうざ 石松」という専門店も駅構内にありました。こちらは店内は満席で、外には長蛇の列が出来ていたのですが、いつか入ってみたいです。