カフェ

 昨日、コーヒー豆がなくなったので買いに行きました。お気に入りのいつものお店で買いました。どの豆にしようか、少しだけ迷いましたが、結局タンザニアの深煎りにしました。3回続けてこの豆を買っています。今まで、2回連続で買った豆だってほとんど無いのに3回連続とは、よほど気に入っているのでもありますし、冒険して他の豆にして後悔するのを避けたかったのかもしれません。

 店のレジで精算をしている際に、ふと見ると『a un』(あうん)という岐阜の情報が載っているフリーペーパーが積んであり、今号はカフェの特集のようでしたので一部頂いて帰りました。

 帰宅して早速読んでみると、岐阜県内の自家焙煎のカフェが数店紹介されていました。一番はじめに載っているのが、私のお気に入りのお店でした。やはりこの店はNo,1なんだなぁ。その他のカフェもそれぞれに特色のある個性的なお店ばかりでした。岐阜や名古屋はモーニングを豪華にする方向へばかり一生懸命になっていて、私好みのお店が無いと嘆いていたのですが、このようなコーヒーの美味しさを追求し、それで勝負しているカフェが、私が今まで知らなかっただけで、結構あるんだなぁ、と嬉しく思いました。

 そのフリーペーパーに載っていたうちの、一番近い場所にあるカフェへ早速行ってきました。お店の名前は『cafe 旅人の木』で、若い御夫婦が2人でやっているお店でした。

 メニューを見ると、ブレンドが2種類の他に、コロンビアやブラジルなど数種類があるようです。私が最も好きな深煎りにしておこうかと思ったのですが、初めて目にするような名前の中煎りの豆が目に留まったのでそれにしました。
 コーヒーは、素焼きっぽい、やや容量の大きいカップに入れられて私の前へ出されました。こういうカップとか、木のソーサーと木のスプーンは、きっと御夫婦のうちの奥様の方が選んだんだろうなぁ、という気がしました。

 お味の方は、穏やかで品のある、質の良い酸味とまろやかな苦味が調和して、優しい味わいに仕上がっていました。逆に言うと、ややインパクトに欠けるのですが、ほっと一息つくには良いと思います。
 お客さんは、私が来る前に4人ほどいて、私の後に2人入ってきましたが、いずれも女性(20代後半から30代半ばぐらい)ばかりで、男性は私一人でした。お店の雰囲気からして、サラリーマンが昼休みに来てスポーツ新聞を読みながらコーヒーを飲む、という感じはせず、やはり女性が好みそうな空間でした。かと言って男性が入りづらい雰囲気でもないので、またいつか来て、別の豆も味わってみたいです。