名前

 職場の若い男性が昨年だか一昨年だかに結婚して、先日、男の子が産まれたとの知らせがありました。通常、職場の誰かのところに子供が産まれると、回覧がまわってきて、お祝いとして送るお金を募ります。回覧には、子供が産まれたことだけが書いてあって、子供の名前までは書いてないのが普通なのですが、今回は何故か名前が記載されていました。その名前は漢字2文字で、最初の漢字は「皇」、つまり「皇○」で、読み方は「おう○○」。自分の子供にどのような名前を付けようが、それは全面的にその人の自由であり、他人がとやかく言うことではないことは分かっていますが、「皇」という漢字は、天皇とか皇室とか、やんごとなき方々に使うものであり、恐れ多くて使えない、と私などは思ってしまいます。
 ネットで調べてみると、「皇」という字を使った男の子の名前が結構たくさんあるようで、最近では「恐れ多い」などと感じることなく平気で使っているのでしょうかね。