『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』

 

  ローワン・アトキンソン主演のコメディ映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』をレンタルで観ました。アトキンソンが演じるのは、ジョニー・イングリッシュという名前のスパイで、引退して小学校で教鞭を執っていたところ、イギリスのコンピューターネットワークが何者かにハッキングされた事態を解決するために現場に呼び戻されたのでした。

 まぁ、所々にクスクスと笑える場面が散りばめられていて、腹を抱えて笑うようなシーンは無いのですが、敵の屋敷に侵入するための訓練としてバーチャル・リアリティを使うシーンが一番笑えたかもしれません。

 

 アクション映画の場合、例えば、中東のテロリストをCIAが追っていて、しかしCIA内部に裏切り者がいて危機が迫り、核兵器が盗まれたりするけど、最後はギリギリのところで何とか丸く収まる、みたいな誰でも脚本が書けそうなストーリーばかりです。それに対して、コメディ映画というのは、そういうわけにはいかず、とにかく笑わせないといけないので誰でも脚本が書けるわけではなく、映画のジャンルの中ではかなりの才能と技術が求められます。そんな中で、このローワン・アトキンソンの映画は健闘していると思います。これからも頑張って欲しいです。