違和感のある言葉

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 ふとテレビをつけたら、ちょうどNHKのお金に関するバラエティ番組が始まったところでした。司会の有吉氏がアシスタントの中学生の女子に、最近買った物は何?と尋ねたところ、その女子は「新しい筆箱を買いました。」と答えました。それを聞いて、ペンケースとは言わないで、今でも筆箱と呼んでいるんだなと思うと同時に、筆なんいか1本も入っていないのに筆箱という名前であることに、本当にどうでもいいことだとは思うのですが、軽い違和感を覚えました。私自身が小中学生の頃も確かに「筆箱」という言葉を使っていて、当時は何の疑問も持たなかったのに、大人になって改めてその言葉と向き合うと変な感じがします。下駄なんて一足も入っていないのに下駄箱とかも同様です。ただ、下駄箱の場合は、その昔、実際に下駄が入っていたこともあるのでしょうが、筆箱の場合は、そもそも筆を小箱に入れて保管したり持ち運んだりはしていなかったのではないかと思います。筆は多分、持ち運ぶ場合は巻き寿司を作るときに使うスダレみたいな物に巻いているのではないかと(本当にどうでもいいことなんですけどね ^^;)

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 あと、ラジオ番組のエンディングで「また来週のこの時間にお会いしましょう」とか言っているのを聞くと、いや、会うわけではなくて、こちらは耳で聞くだけなんですけど、と思ってしまうのですが、これは英語の番組を聴いていても"See you next time!"と言っているので「会う」という言葉には直接的に面と向き合うという意味だけでなく、ラジオやテレビなどで間接的に接点を持つという意味合いもあるのでしょうなぁ。