「ほぼ日」から販売されている「カレーの恩返し」という商品がありまして、これはカレー用のミックススパイスで、いつも食べているカレーに振り掛けて食べると一段と美味しさが増す、というものです。その「カレーの恩返し」を使った「カレーの恩返しカレー」というレトルトカレーが先月末に新発売されたので注文してみました。
カレーと言えば、つい2日前に松尾貴史さんのパンニャのレトルトチキンカレーを食べたばかりで、そちらがあまりにも本格的でしたので、今回の「カレーの恩返しカレー」はそのレベルには届かないかもなぁ、と心の中で少しハードルを下げてから食べました。しかし、こちらはまたパンニャとは違う路線で「本格さ」が極められているように感じました。パンニャのチキンカレーは、例えばインドのどこかの地方に実際に存在するカレーに近いものを作ったという意味で「本格的」、つまり実在する「お手本」に近い風味に仕上がっている、という意味であるのに対し、「カレーの恩返しカレー」は、日本人の嗜好に合わせながら美味しさを突き詰めていったもので（と言っても、原材料表示を見る限りは小麦粉は使用されていません）、インドのどこを探してもこれと同じものは無いけれど、それでありながら「本格的である」と認めざるを得ないです。
これを普通のレトルトカレーのように、カレー皿に入れてラップを掛けて電子レンジで温めたのですが、フライパンで温めるのがオススメらしいです。その方がスパイスの香りが強まるとのことです。
