神棚用の榊が、だいぶん弱ってきたので買い替えました。榊をさしておく花瓶みたいな容器の水は毎日取り替え、痛んだ葉っぱを見つけたら取り除き、というのを続けていたら、何だかんだで2か月近くもちました。

 今回はホームセンターで榊を購入したのですが、よく見ると「榊」と「本榊」という2種類がありました。取り敢えず「本榊」の方を買いました。家へ戻ってから調べてみたら、榊が手に入らない地域で榊の代わりに使っていたものがいつの間にか「榊」と呼ばれるようになり、それと区別するために本当の榊は「本榊」と呼ぶようになったのだそうです。但し、どちらを神棚にお供えしても全く問題無いらしいです。

 榊に関して、もう一点気になるのが産地です。売っているお店によっては、「国産」か「中国産」かを明示してあるところもありますが、今回のホームセンターでは産地の表示はありませんでした。ネットで調べたところ、国内に流通している榊の90%以上は中国産らしいです。国産の榊は中国産の2倍ほどの価格なのだそうです。2倍と言っても元々の値段が高くない(1束100円もしない)ので、大した金額ではないし、2か月近くもつので、1日当たりのコストは僅かなものなので、出来れば国産を購入したいです。中国産がダメだというわけではありませんが、国産よりも多くの農薬を使っていそうな気がするので。輸入するに当たって検疫で残留農薬はチェックされているのでしょうが、食べ物ではないので、どこまで厳しい基準があるのかも分かりませんので、何となく国産の方が安心出来そうな気がしてしまいます。