甚大な被害

 今回の台風19号はこれまでに無いほど巨大であると、ニュースや新聞で散々警告されていたのですが、台風が間近に迫ってくるまでは普段と変わらない日常があるので、いくらニュース番組の気象情報で日本列島上に重なっている予報円とその進路予測を見ても、なかなか実感が湧かず、でも結局は大したことがないんじゃないか、と希望的観測を抱いておりました。しかし淡い期待は裏切られ、甚大な被害がもたらされました。20以上の河川で決壊が起こるなどということは今までに無かったと思います。特に、長野県はこれまでは台風による被害はあまり無かったと記憶しているのですが、これほどの被害が長野で起こるとは、全く予想していませんでした。一刻も早い復旧を祈ると同時に、今回のような規模の台風は、もはや「異常」ではなく、今後はこれが「標準」とは言わないまでも、普通に起こりうるものであることを想定した対策を立てる必要に迫られていると考えます。