コンビニが被害に

 過日、通勤経路からさほど離れていない場所にあるコンビニに強盗が入ったというニュースがありました。その店舗は時々利用しているので、驚きました。犯行時に店内には女性店員が一人いただけでしたが、ケガなどが無かったのは幸いでした。被害金額も大金ではなかったようです。今時のコンビニは防犯カメラが複数台設置してあるし、レジの中に入っているお金はさほど多くはない場合が多いようで、つまり、リスクが高い割には大した金額が手に入らないのに、それでもこういう事件がなくならないのは、僅かな金であっても、リスクをおかしてでも手に入れねばならない事情があるのかもしれないですし、犯人からすれば、屈強な警備員が常駐しているわけではないコンビニというのは、そういうときの格好の狙い目となるのでしょう。

 被害にあったコンビニの周辺には他の系列のコンビニがいくつかありますが、いずれも比較的交通量が多い国道沿いに立地しています。一方、今回狙われたのは少し奥まった場所にある大きな集合住宅があるエリアに隣接しています。周辺住民の数が多いので、売上の面では悪くはないのでしょうが、集合住宅という性質上、深夜や早朝は人通りがほとんど無いことが弱点だったと考えられます。キャッシュレス化が進めば、強盗などという古典的な手法はなくなるのでしょうけど、現金を全く扱わなくなるのは恐らくはずっと先の話で、こういう犯罪も当分の間はなくならないのでしょう。