ジュマンジ /ウエルカム・トゥ・ジャングル

 現在の私の嗜好からすると、おそらく観ようとはしない映画でも、自分が興味を持っている著名人が「面白い」と言っているのを知って「じゃあ観てみようか」と思うことがたまにあります。今回はあるラジオ番組のパーソナリティが薦めていた『ジュマンジ』という映画のシリーズ2作目『ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル』(原題はWelcome to the Jungleとなっていますが、邦題ではtheがありません)をレンタルで観ました。第1作は1995年に公開されました。その作品はレンタルDVDで観たはずなのですが、主演がロビン・ウイリアムズであったことと、偶然見つけた謎のボードゲームをうっかり始めたら、ボードゲームの世界の中に入り込んでしまったこと以外のストーリーの詳細については、はっきりとした記憶はありません。1作目を再度観ておさらいしてから2作目を観た方が良いのかもしれませんが、時間が無いので省略しました。

 1作目ではサイコロを振って駒を進めるスゴロク形式のボードゲームでしたが、2作目ではテレビゲームになっていて、罰として居残りを命じられた4人の高校生が物置部屋でたまたま見つけたテレビゲームをモニターに繋いでキャラクターを選んだ途端にゲームの世界の中へ引きずり込まれてしまいます。ステージをクリアしないと元の世界へ戻れないと知り、みんなで力を合わせて必死に頑張る、という内容です。ゲームの中の世界として描かれている様々なことが、いかにもロールプレイングゲームでありがちな設定と同じようになっていて、なかなか芸が細かく作り込んでありましたし、終盤の絶体絶命のシーンでも「なるほどその手があったか!」という技を使い、そのための伏線は物語の前半でしっかりと仕込んであり、よく出来た脚本だと思いました。

 Welcome to the Jungleと言えば、私が好きだったガンズ&ローゼズというロックバンドの代表曲でもあり、予告編ではバックに流れていたので、本編ではどのように使われているのかも興味を持って観ていたのですが、結局、物語が終わってクレジットロールの部分で使われていました。


映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』新予告

 ジュマンジはシリーズ第3作が既にレンタル・リリースされているので、そちらもいつか観る予定です