父親の年齢

 昨日が最終回だったTBSラジオ久米宏さんの番組では、これまでに毎回いろんな分野の人物(大学教授、ベンチャー企業の社長、芸能人など様々)をゲストに迎えて久米さんがインタビューするコーナーがありました。随分前に笑福亭鶴瓶さんがゲストとして登場した時に話があちこちに飛んでいく中で、自分の父親の年齢の話題になりました。久米さんと鶴瓶さんのお二人とも、それぞれの父親がお亡くなりになった時の年齢を超えたと言っていました。そう語るお二人の口調は、どこか誇らしげに感じられました。そう言えば、私の父が彼の父(つまり私の祖父)の年齢を超えた時も、まるで何か人生で達成すべき大きな目標のひとつをクリアしたかのような、ちょっと誇らしげな表情をしていたことを思い出してしまいました。父親の年齢を超えるというのは特別な感慨があるものなのかもしれません。私の父は今のところ健在で、まだまだ長生しそうですが、私には「100歳でフルマラソンを完走し、その後も何だかんだで120歳まで生きる」という目標があるので、いつかは父親の年齢を超える日が来るでしょう。その時に私の心の中にどんな感情が湧き上がってくるのか、その感情を味わうのを今から楽しみにしています。(但し、父が121歳まで生きたらその感情は味わえませんが・・・^^;)