マラソン

 昨日の朝早くにジョギングを行いました。何度も書いておりますように、膝を痛めていたために半年以上走らなかったブランクがあったので、その間に走る身体能力は思っていた以上に低下してしまいました。従って、現在はスピードを気にせず、ゆっくりと走るリハビリ期間だと割り切っています。しかし、そうであってもあまりにも遅いと「このままずっと速く走れなくなってしまうんじゃないだろうか・・・」と心配にもなってきます。そういった心配を払拭するには練習しかないのですが、何か目標が無いと練習しようというモチベーションが長続きしません。そこで、何か大会に出場することにして、それを目指して頑張ることにしました。今から5〜6か月後に開催される大会で、いきなりフルマラソンハーフマラソンは無理なので、5キロとか10キロに出場してみようかな、そしてあんまり近場ではなく、ちょっと遠いところまで観光気分で行ってみるのもいいかもしれないなと考え、ランニングのポータルサイトである「ランネット」で検索してみました。コロナの影響で多くの大会が一昨年と昨年は中止となったのですが、今年は久しぶりに開催に踏み切るところが多いようです。そんな中から先ほどの条件にぴったり当てはまり「この大会で走ってみたいな」と思ったものがひとつありました。それは札幌で開催される大会。札幌は行ったことが無いし、食べ物も美味しそうだし、ということを考えているとワクワクしてきたのですが、飛行機のチケットやホテル代などの旅費が当然ながらそれなりのお値段になるので、どうしようかと迷います。しかし飛行機の空席情報を調べてみると便利な時間帯の便は既に空席の残りが少なくなっているので、行くならば早めに決断しなければ結局行けないことになってしまうので、取り敢えず予約だけしておいて、ダメなら後でキャンセルしようかと考えています。

柏餅

 旅行などで自宅に居ない場合を除いて、子供の日には必ず柏餅とチマキを食べるようにしてきましたが、今年はどちらか片方にすることにしました。と言っても、チマキは外郎(ういろう)みたいなもので大して美味しいわけではないので、あんこ好きな私は迷うことなく柏餅に即決しました。近所に和菓子と洋菓子を手作りしているお店があるので、そこで買っても良かったのですが、今回はちょっと遠くにある高島屋まで行ってみました。普通の柏餅(餅は白色)の他にヨモギが入った緑色の柏餅があったので試しにそちらを買ってみました。味はまあ草餅(蓬餅)とほぼ同じなのですが、こういう昔ながらの和菓子を食べているとささやかではありますが幸福感が心の中にぽわっと浮かび上がり、お菓子の持つ力をあらためて実感するとともに、うちの会社で製造しているお菓子も買って頂く方々の心を少しでも明るく和やかにすることができたなら嬉しいなとしみじみと考えたりしました。

 

ボディ・バッグ

 ブランド品のアイテムをプレゼントされたらそりゃ嬉しいのですが、自分でブランド品を買うことは滅多にありません。興味が全く無いわけではないのですが、ブランド品にハマって大金をつぎ込む事態に陥ってしまうと私のお給料では悲惨なことになるというぐらいの想像力ははたらくので、ブランド品に対する興味が強くならないように無意識のうちに抑制がはたらいているように感じます。

 ただ、ブランド品といってもその中にはべらぼうに高いものからなんとか手が届きそうなものまでランクがあるわけで、グッチだとかヴィトンだとかエルメスといったブランドだと買おうという気は起こらないのですが、それよりも安い価格帯のブランドだと、デザインが自分の好みにぴったり合うだとか、品質が高いとかであれば買うことが無いわけではありません。そのような流れで最近購入したのがポール・スミスのボディバッグです。ポール・スミスはかなり好きなブランドで、このブランドの象徴となっているカラフルなボーダーに妙な魅力を感じます。ただそのボーダーが全面的に入っていると流石に派手過ぎるのですが、アクセントとして小さく入っているのはとても良いと感じます。

 このボディバッグの容量はあまり大きくはなくて、長財布、スマホ、文庫本を入れるとそれでもういっぱいになってしまうのですが、バックパックでは大き過ぎるというシチュエーションでは持っていきたいバッグです。



ランチ

 お客様を自宅にお招きして暫し歓談の後、駅に隣接する高層ビルの最上階にあるレストランでお昼ご飯を食べました。このフレンチレストランには数年前に2、3回来たことがありました。その当時は確か普通のフレンチレストランだったような気がするのですが、現在は「創作フレンチ」となっていました。フレンチに限らず、この「創作」というのが曲者で、伝統的なフレンチなり和食なりをちゃんと極めた上で、それを踏まえての「創作」であれば、いわゆる「守破離」の段階を経ていれば、それは素晴らしいのでしょうけど、正統な料理を作る技量が無いから初めっから「創作」と名乗って誤魔化していることも巷には少なからずあるので、一抹の不安がありました。しかし、ネットの口コミを見る限り、料理に関しては高評価が多数を占めていたので、それを信じてこのレストランに決めたのでした。そしていざ実食。

まず出てきたのが「世界最小のパスタ」と言われるクスクスを使った前菜で、その次が愛知県の知多半島でとれた真蛸とワカメのフリュイ・ド・メール(海の幸の盛り合わせ)。

続いて出てきた魚料理は鰆。

肉料理は本来のコースはポークのソテーでしたが、料金を追加してビーフにランクアップしました。フィレ肉はとても柔らかくて美味。私は普段はビーフもポークも食べないのですが、こういう特別な席では食べることにしています。

そしてデザートはクリームチーズケーキと抹茶のクランブル。濃厚なクリームチーズケーキの上に抹茶風味のそぼろ状の物体(ビスケットを砕いたような食感でした)がのせられていて、レモンシャーベットが添えられていました。

これらの料理がお客様のお口に合うか心配していたのですが、満足して頂いたようで安心しました。

 

新札

 普段、銀行のATMでお金を引き出すと、シワや折り目の無い比較的きれいなお札が出てくることがたまにあります。そういうお札は例えばお年玉などに使えるように保管しており、ある程度の枚数がストックされています。この度、祝儀を差し上げる機会が生じたのでそうやって保管してあったお札を使おうかと思ったのですが、ネットで調べてみると、祝儀の場合は単にシワや折り目が無いだけでなく全く使用されていない完全な新札を使うべし、と書かれていました。そういう正真正銘の新札はどこで手に入れるのかと言えば、それは銀行しか無いようで、しかも新札に替える機械は銀行の窓口が開いている9時から15時までしか使えないとのこと。仕方がないので、月曜日の午後は半日有休を取って銀行に行きました。そして無事に完全な新札を入手することができました。ただ、銀行に対して不満はあります。機械に古いお札を入れると同じ金額の新札が出てくるだけのことで、銀行のスタッフがいなくても機械だけで完結するのであれば利用可能な時間は9時から15時ではなく、ATMと同じ(多くの場合は24時間)にすればいいのに何故そうしないんだろうか?しかも両替できる紙幣の枚数が10枚までと制限されています。とかく銀行というのは、利用者に不便を強いることが多いのはいつも納得できずにモヤモヤとした不満を抱くことになります。