あの猫

早朝、ジョギングの後、クールダウンしながら歩いていると神社の前を通りかかったので、お参りしていくことにしました。すると本殿の脇に猫のカップルがいました。茶色い毛のメスについては、一昨年と昨年の夏頃にもブログに書いたことがあります。白いオスの方は初めて見ました。

親猫のそばには2匹の子猫がいました。1匹は母親と同じ茶色で、もう1匹は父親と同じ白っぽい毛色でした。
私が近寄ると奥の方へ隠れてしまいました。

 猫たちにカメラを向けたりしていると、社務所から神主さんの奥さんが出てきて猫を追い払ってしまいました。野良猫にエサを与えたりする人がいて困っているようで、神社の入り口の鳥居の脇にも「猫にエサを与えないでください」と書かれた大きな看板が立てられていました。この看板は以前はありませんでした。野良猫に対しては、この神社は容認はしないものの、あまり目くじらを立てて駆除するのも神社という立場としてはふさわしくないと考えたのか、割と野放しにしていました。しかし、一部の心ない人がエサを与えることが度々あるので(キャットフードが置かれていたりします)、あのような看板を立てなければならなくなってしまったのだと思います。エサを与えている人は自分では良いことをしているつもりなのかもしれませんが、これほど無責任なことは無く、そのために地域の人に親しまれている神社に、「猫にエサを与えないでください」などと書かれたとてもみっともない看板を立てねばならない状況になってしまったのは残念でしかたがありません。