おみくじ

 暑い夏の間は、ランニングのトレーニングはスポーツジムの中で行ってきたのですが、今日は気持ちの良い朝でしたので久々に屋外を軽く走ってみました。1時間ほど走って、帰る途中に通りかかった神社へ寄りました。そこは岐阜県内でも有数の大きな神社で、ちょうど数人の神社の職員(普段は巫女さんなどをしている人たち)が境内の掃除をしているところでした。ふと見ると、職員のうちの一人が、おみくじの箱の中へ新しいおみくじを補給していました。問題なのはそのやり方で、おみくじがたくさん入っている半透明の大きなポリ袋(一般的にはゴミをいれるような袋)を傾けて、ガサガサっと箱の中へ入れており、「ええ、そんなふうに入れるの?」と驚いてしまいました。私は割と信心深い方で、おみくじを引く時は単に大吉だ小吉だということよりも、そこに書かれている言葉をありがたく読ませてもらっていただけに、おみくじというものが舞台裏では随分とゾンザイに扱われている光景を目にして、幻滅してしまいました。桐の箱かなんかに入ったおみくじを恭しく取り扱っているのかと勝手に想像していたので、がっかりです。これに限らず、どうもこの神社の人達は「神域という特別な場所で働いている」という意識が希薄なようなので、地元県民としてはそのあたりを改善して欲しいと思いました。