クーデルカ展

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 写真家の内田ユキオさんのブログにジョセフ・クーデルカ展のことが書いてあり、興味をそそられたのでアラーキーのサイン会の後に東京国立近代美術館へ行ってきました。クーデルカというチェコ出身の写真家のことは全く知らなかったので、何の予備知識も持たずに観たわけですが、まず展示されている作品の数が膨大であることに圧倒されました。作品は、年代によってとても実験的であったりもしましたが、それはそれでインパクトがあるとは思うのですが、そういうものよりも人間を被写体とした作品は、特にジプシーを撮った作品群の方が個人的には心に響くものが大きく非常に印象的でした。
 クーデルカは1938年生まれの75歳で現在もなお写真家としての活動を精力的に続けているそうですが、これからはどんな作品を撮るのか気になるので暫くフォローしてみたくなりました。