亀十のどら焼き

 クーデルカ展を観た後、東京へ来たらやはりここに寄らねば、と思って行ったのが浅草の亀十。あんこ好きはここを避けては通れません。前回の感動的に美味しかったどら焼きをもう一度食べたくて地下鉄を乗り継いで浅草まで行きました。他にも寄りたい場所があったので、どら焼きを買ったらサッと帰ろうと思っていたのですが、今回はお店の前に20人ほどの行列が出来ていました。どら焼き以外のものを買う客はすぐに店内に入れるのですが、どら焼きを買う場合は列に並ばねばなりませんでした。通常私は食べ物のために並ぶことはほぼ無いのですが、今回は躊躇無く列に並びました。列の後方には亀十の店員が「どら焼き 最後尾」と書かれたプラカードを持って立っており、各客に何個購入するつもりなのかを尋ねてメモっていました。個数は列に並びながらゆっくりと考えようと思っていましたし、ここで申告した数の変更は出来ないと言われたので、ちょっと慌ててしまったのですが、8個買うことにしました。暫くすると私の番がやってきたので、1個315円×8個=2520円を支払い、8個のどら焼きを手にいれました。ずっしりと重いどら焼きが入った紙袋を手にして「うっしっし」的な笑顔になりそうになるのを抑えつつ、再び地下鉄に乗って次の目的地へ向かいました。