後ろ向きに歩く

 たまたま職場で細い通路を段ボール箱を抱えて後ろ向きに歩くことがありました。後ろ向きに歩くという動作は普段とは違う筋肉の使い方をすることになり、その結果普段とは違う脳の部位が刺激されるようで、頭がスッキリしてなかなか気持ちが良いものです。
 学生時代は、スポーツをする際に(特にバスケとか、野球でも)後ろ向きに歩いたり走ったりすることがあったものですが、社会人になってからはそういう機会があまりないので余計に気持ち良く感じます。後ろ向きに歩くことをもっと積極的に行いたいと思ってますし、実際に「後ろ歩き健康法」というものがあるらしく、早朝の公園などで後ろ向きに歩いている年配の方を見かけることがあるのですが、いざ自分でやろうとすると簡単ではありません。運動用の服装で公園などで行うならまだしも、通勤途中に突如後ろ向きに歩き出したなら周囲から奇異の目で見られるのは必至ですし、交通安全上の問題もあります。となるとどうしても部屋の中になってしまうのですが、これだと長い距離を連続して歩けません。思いっきり長い距離を、いっそ42.195キロほどを後ろ向きで走ってみたいのですが・・・。スポーツジムとかの施設に「後ろ歩き」専用のトレッドミルを導入してくれないかなぁ。