新書

 「腹走り」とは一体何だろうと興味をひかれて読んでみたのですが、結局「腹走り」についてはほんの少し書いてあるだけで、あとはマラソンの一般的な練習方法について書かれてあるだけで、ちょっとがっかりしました。
 こういうことは往々にしてあり、新書というのはページ数がだいたい決まっていて、タイトルに関連した中心的な内容が少なかろうと、さほど大切ではない情報を詰め込んでとにかく1冊の本にしてしまうという乱暴な作りの本が少なからずあります。

 ただ、今回のこの本に関して新鮮だったのは、自転車競技(ロードレース)用のサイクルジャケットというウエアをランニングの際に使用するというもの。サイクルジャケットには後ろ側にポケットが付いているので、飲料などを収納するのに便利なのだとか。一度実物をチェックしてみようと思います。