スイーツ親方

 先週放送されたTBSのラジオ番組をPodcastで聴いておりましたら、芝田山親方(元横綱大乃国)が出ていました。一般的にお相撲さんというと、現役時代は大抵はインタビューされても言葉数が少なく、あまり多くを語らないもので、大乃国もそういうもの静かな人なんだと思っていました。しかし、先日のラジオでは、まずは自分の現役時代の話や現在の親方としての役割、そして今後の相撲界について熱く語っており、その饒舌ぶりがこれまでのイメージと大きく違っていることに驚きました。
 そして、話題がスイーツに及ぶやギアが1段上がった感じで更に熱心に語り出したのには再び驚きましたし、自分でもケーキ等を作ることがあるそうで、あのデカい図体で可愛らしいスイーツを作っている姿を想像すると笑えてきました。
 スイーツに関する話では、日本各地の様々な甘い食べ物を紹介していたのですが、その中で気になったのが京都の足立音衛門というお店のパウンドケーキ。栗をふんだんに使ったもので、お値段も数千円〜1万円もするのだとか。こうなると美味しいお菓子の探求者としての私の心が疼きだし「よしっ、ちょっくら京都まで買いに行ってくっか!」と思い立ったのですが、よく調べたら名古屋の高島屋でも販売しているとのことでしたのでそちらを訪れました。年末のデパートの食料品売場はお客さんでごった返して身動きが取れないほどですが、目指す足立音衛門の店舗は、やはり単価が高いせいかそれとも知名度がまだそれほど高くはないせいなのか、誰も並んでおりませんでしたので、店員さんの説明をじっくり聞いて落ち着いて買い物をすることが出来ました。ショウケースの中に並んでいる数種類の中から今回選んだのは3種類の栗を使ったテリーヌ(テリーヌとは言っても実際のところはパウンドケーキなのでしょうが)で、お値段は5千円ほどでした。これがこのお店の味を代表する商品とも言えるようで、「迷ったらこれ」というようなキャッチコピーが書かれたポップが立てかけてありました。まずはこれで味を見て、満足がいくものであれば次回にはまた別のものを食べてみる計画です。和栗を使ったチーズケーキなどは1本1万円以上でしたが、一体どんな味がするんだろうか興味津々です。

 あと、柴田山親方によりますと、金沢にある『かわむら』というお店の甘納豆もたいへん美味しいとのことでした、いつか行ってみたいです。3月にマラソン出場のために石川県へ行く際にでも立ち寄れたらいいな。

第62代横綱・大乃国の全国スイーツ巡業

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