手土産

 あるラジオ番組をPodcastで聴いてましたら、「手土産」というテーマで出演者が話していました。確かに、手土産というのは何かと気を使うもので、贈る側は勿論のこと、贈られた側も場合によってはプレッシャーを感じることになります。

 このラジオ番組を聴いていて思い出したのが、仙台に住む妹のダンナの御両親のことです。御両親は妹のすぐ隣の家に住んでいるので、私が仙台を訪れた際には御挨拶するとともに「いつも妹がお世話になっております」という感謝の気持ちを込めてちょっとした手土産を持参します。岐阜から何か持っていくこともありますが、仙台駅地下の食料品売場でお菓子の詰め合わせを買っていくことが多いです。ここまでは、まあ特に問題は無いのですが、その御両親がとっても良い人で私も大好きなのですが、義理堅いというか何というか、必ずお返しとして私が岐阜へ帰る直前になってたくさんの物を手渡してくださいます。お気持ちはたいへん嬉しいのですが、既にたくさんの荷物を抱えている上に更にお土産を頂くのは重量的に厳しいものがあり、ツライのでありました。
 後で妹に訊いてみると、お義母さんは私の好み(コーヒーが好きだとか)をさりげなくリサーチして、私が帰る前に街の中心部にあるデパートへ車で買いに走るのだそうです。こういったお手間を掛けるのは私としては心苦しいので、非礼であるとは思いつつ、最近はこちらから手土産を持参しないようにしました ^^;)