外線電話

 会社の私がいる部署に配属されてきた新入社員のM君に、外線で電話がかかってくることが今週に入ってから何度かありました。その電話をかけてきたのは、どうやら取引先とかではなく、何かのセールスのようでした。というのは、名前も名乗らないし、M君が不在である旨を告げた上で伝言を承ると言っても「じゃあまたかけますので」と言って一方的に電話を切ってしまうのです。似たような電話は私にもかかってきたことがあり、たいていはマンションや株への投資話でした。こういう電話をかけてくるのは、どこかから名前と電話番号が載ったリストを入手していると考えられ、そのリストの元になる情報は、展示会等で渡した名刺であるらしいという話もよく耳にします。しかし、新入社員のM君の場合はまだ展示会に行ったことは無いので、一体どこで名前と勤務先の電話番号を入手したのでしょうかね。
 別の部署のある管理職の男性は、自分の部下にそういった電話が何度もかかってくることに業を煮やし、セールスの電話だとわかった時点で「○○はもう死にました。」と伝えるようにしており、そうするとその後は電話がかかってくることが無いと言っていました。私もそうしてみようか。