ボンジョヴィ

 ちょっと前のツイッターで、アメリカのロックバンドBONJOVIのボーカルのジョン・ボンジョヴィがフロリダで開かれた結婚式に客として出席して、余興でかつてのヒット曲を熱唱したとのニュースが紹介されていました。ミュージシャンが結婚式に出席したりすると、こういうことはありがちなのでしょうが、それよりもジョンの髪が真っ白になってしまっていることにビックリしました。考えてみればジョンも既に50代半ばなので、昔と比べたらそりゃあ老けたりもするのでしょうが。それにしても、日本人を含めたアジア系の人と比べると、欧米人というのは50代ぐらいから急に老け込んだ外観になる人が多いような気がします。


 ところで、ジョンが結婚式で歌ったのははLiving on a prayerという曲で、「俺たち今は辛いけど頑張って生きていこうぜ」といった内容なのですが、「トミーは波止場で働いていた。組合がストを起こしていてツキに見放され金回りが悪かった。つらいぜ。なんてこった。」とか「トミーはギターを質に入れて、以前ギターで語っていた自分の気持ちを押さえ込んでいる。つらいぜ。マジで。」などといったフレーズが出てきます。ロックだけど、内容的には悲壮感に満ちた演歌そのものです。日本の結婚披露宴ではこういったネガティブな言葉が出てくる曲は絶対NGだけど、アメリカはそのあたりはあまり気にしないみたいですね。余興はあくまで余興であって、この程度ならば許容範囲内なのかもしれません。