初詣

 例年ですと、お正月は元日に元旦マラソンを走った後、その帰り道に神社へ寄って初詣を済ませていたのですが、今年は元日に時間の余裕が無かったため、1月3日に初詣へ行きました。まず、氏神様へ詣で、その次に割と大きなお稲荷さんへ行き、最後に伊奈波神社へ行ってきました。この伊奈波神社は地元では毎年最多の参拝者が訪れます。天候が良かったこともあってか、この日もたくさんの参拝者が来ていて、今年から安全面を考慮してか、お参りする場所へ通じる階段の下で警備員が時折白いロープを張って入場者を制限していました。確かに、長くて急な階段を大勢の人が入り乱れて上ったり下りたりするのは危険なので、こういう対策は必要だなと思いました。
 そうして警備員に足止めされている時に、上から下りてくる人の波の中に見覚えのある顔を発見。岐阜出身のアーティストの日比野克彦さんと奥様でした。駆け寄って握手でもしてもらうかと少し思いましたが、まあそれも端ないな、と考え直してそのままスルー。

 ところで、神社でお参りする前には手水舎で手と口を清めるわけですが、大勢の人が次々と手を洗ったり口をすすいだりしているのを見ていると、季節がら、ノロウイルスのことが気になったりします。あまりきれいではない手で柄杓に触れたり、中には直接柄杓に口をつけてしまう人もいるのを目にすると大丈夫かなと心配になってきます。しかし、これは所詮儀式なのだと割り切って、手に少しだけ水をかけ、口には水を入れずにすすぐ真似だけをして済ませました。

 帰宅して、小腹がすいていたので、井村屋の『ゴールド善哉』というレトルトに餅を加えて食べました。「ゴールド」と書いてあるので、さぞゴージャスで濃厚なアンコが入っているのかと思いきや、あっさりとした風味でした。使用されている原材料は、砂糖、小豆、塩だけという至ってシンプルなものですが、それぞれの素材が厳選されているのだそうです。ゴールド善哉には白小豆を使ったものもあるので、次回はそちらを食べてみます。