フルマラソンの途中で胃が気持ち悪くなる件については、胃そのものに問題があるというよりは、脚の筋肉に血液が優先的に集まり、胃への血流が少なくなるのが真の原因ではないかというところまで分かってきたことは以前のブログに書きました。
では、血流を良くするにはどうすればいいのか? それについて考えている時に書店でたまたま『血流がすべて解決する』という本を見かけたので読んでみました。著者は、出雲大社の参道にある漢方薬局の四代目の御主人である堀江昭佳さん。「血流」といいますと、サラサラとかドロドロみたいな形容詞を思い浮かべがちです。しかし、堀江さんによると、サラサラとかドロドロという以前に血液の量が少ないことが血流が悪い原因であるとのこと。私はこれまで血液の量というのは、身長や体重とか筋肉の量といった体格でだいたい決まっているのかと思っていたのですが、そうではないらしいです。血液の量を増やすためには、血液の材料となるタンパク質と鉄などのミネラルを十分に摂取し、一方でそれらがちゃんと吸収されるように胃腸の調子を整えるのが大切とのことでした。言われてみれば確かにその通りで、具体的な方法も決して難しくはなさそうですので、日々の生活習慣に取り入れていき、体質の改善を図りたいです。
- 作者: 堀江昭佳
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2016/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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