6年が過ぎて

 6年前のあの震災につていは、これまでにテレビやネットを通じて様々な映像や画像を大量に目にしてきましたが、6年経った今も尚、あの時の映像を見ると戦慄を覚えますし、その場にいて被害にあった多くの人達のことを思うと胸が痛み、涙が溢れてきます。
 5年、6年と時が過ぎると次第に記憶が風化していくかもしれないだろうな、と何となく思っていたのですが、そんなことはありません。それはやはり東北に対する愛着が強いこと、そして復興が進まないことに対する憤りが私の心の中にあるからかもしれません。震災直後は、復興には時間がかかりそうだと言われていましたが、その頃の予想よりも遥かに長い期間を要しそうです。そういう状況の中、これまで以上に東北に愛情を持ち、寄り添う気持ちを大切にし、出来ることがあれば積極的に行動に移していかねばという気持ちがあらためて湧き上がってきました。