缶コーヒーの温度

 時々、自販機で缶飲料を買います。寒い時期ですとホットの缶コーヒーを買うことが多いのですが、以前は自販機のホットの缶コーヒーの温度はかなり熱かった記憶があるのですが、ここ最近はなんだかぬるいのです。たまたまその自販機だけかと思ったらそうではないようで、今はこれくらいの「ぬるい」温度が標準になりつつあるみたいです。
 手に持てないくらいアツアツの高温にする必要は全くないけれど、寒い時に「ああ温かいものが飲みたいな」と思っている時に自販機から出てきた缶コーヒーがぬるいとガッカリしたり苛立ったりします。
 自販機のホット飲料の温度が低くなったのは省エネのためのようです。確かに、1台の自販機が消費する電力は平均的な家庭が消費する電力と同じぐらいと言われているので、省エネしたい気持ちはわかりますけど、だからと言って生ぬるくていいのだろうか。例えばカフェのホットコーヒーが生ぬるかったり、ラーメン屋のラーメンのスープが生ぬるかったりしたら、それはやはり問題であることと同じだと思うのですが。自販機の「あたたかい」という表示は正しくないので「ぬるい」とかに変えた方がよいのでは。