スタバでコーヒー豆を

 先日、スタバでコーヒー豆を買いました。スタバで豆を買うのは初めてでした。これまでスタバで豆を買わなかったのは、豆の鮮度が良いのかどうか疑問だったからです。コーヒー豆にとって焙煎してからどれぐらい時間が経過しているかは非常に重要で、焙煎後概ね3日〜2週間ぐらいがベストだと考えられています。これを踏まえると、利用客が多くて、豆が順調に売れていて新鮮な豆がコンスタントに店頭に並ぶ「回転の良い店」で買うのがポイントです。しかし、スタバというのは、カップに淹れられたコーヒーを買う客がほとんどのお店であり、豆を買っている人を私は未だ見たことがありません。ということはスタバの棚に並んでいる袋に入った豆はさほど新鮮ではないのでしょう。(勿論、賞味期限内の商品しか置いてないでしょうけど、その賞味期限というのは恐らく数ヶ月単位だと思います。)
 このまま一生、スタバで豆を買うことは無いかもしれなかったのですが、ふとした気まぐれで買ってみることにしました。数種類ある中から選んだのは『カフェ・ヴェロナ』という深入りのブレンド。もともとはシアトルのレストランのデザートの後のコーヒー用に作られたものでしたが、その美味しさが評判となったため、スタバでも販売するようになったそうです。デザート、特にチョコレートと合うと買いてありました。
 このカフェ・ヴェロナをペーパードリップではなく、少し多めの豆を粗挽きにしてフレンチプレスで淹れて飲んでみましたところ、苦味はスッキリと、それでいて豊かなアロマが感じられる一杯に仕上がりました。バレンタインデーに貰ったチョコレートを食べながら飲んだのですが、確かに相性は比較的良かったです。季節限定ではなく、通年商品としてそれなりの売り上げが得られる実力はありそうです。