母の日のプレゼント

 母の日のプレゼントを何にしようかな、と考えました。でも、いい案が思いつかない場合はカーネーションとかの花にすればいいだけですので、割と気楽に考えておりましたところ、突然「メロンが良いかも!」と閃めいたので、それにしました。
 メロンと言っても近所のスーパーに売っているようなものではなく、普段は口にすることの無いようなお高いメロンです。岐阜にも果物専門店はありますが、岐阜よりは名古屋の方が良いだろうと判断し、激しい雨が降る中を電車で名古屋へ向かいました。デパ地下に入っている果物専門店を2箇所ほど下見して、一方に決めました。対応してくれたのは年配の女性で、私がメロンを購入したい旨を伝えると、説明をしてくれました。「お高い」メロンは価格が3種類あり、これは何が違うとのかと尋ねたところ、大きさ(重さ)の違いで価格が違い、味はどれも同じだとのことでした。見栄っ張りの私は一番高い物を選び「これをください」と店員である年配の女性に伝えました。するとその女性は「では専門家を呼ぶのでお待ちください」と言いました。えっ!専門家って何だろう?これから何が始まるんだろう?と驚いていると、2メートルほど離れたところにいた店長らしき人がこちらへやって来て、数個並んでいる一番お高いメロンを順番に指先でトントンと叩いていきました。どうやらその音の感じで中身の熟成具合を判断しているようでした。そうして叩いた中から、1〜2日のうちに食べ頃を迎えるメロンを選んでくれました。
 これを箱に入れるわけですが、桐の箱ですと更に1,000円ほど高くなりますし処分にも困りそうですので、紙製の化粧箱にしました。
 帰宅して母にプレゼントを贈呈したところ、とても喜んでくれました。今日はまだ食べませんでしたが、少し食べさせて貰う予定です。高いメロンはどんな味がするのか、楽しみです (^^)