ウイスキー泥棒

 昨日のブログに書いたようにウイスキーの価格が上がっております。そうなると、それを盗んで売ろうという輩が出てきます。これは先日行ったバーのマスターから聞いた話ですが、岐阜市の繁華街にあるスナックなどの飲食店が多数入っているビルで、閉店後に泥棒が入り、最上階から一番下の階まで、全ての店のドアがこじあけられ、現金には全く手を付けられず、ウイスキーだけが盗まれたのだそうです。スナックとかキャバクラは、ウイスキーがボトル単位で売れるので、お店としてはケース単位で在庫を持っており、それが狙われたのでした。一方、私がたまに行くような普通のバーですと、ウイスキーをボトル単位で客に販売することはまず無くて、小さなグラスにちょっとずつ客に出すというスタイルですので、多種類を少量ずつ持っており、しかもそのほとんどは開封済みで、ケース単位の在庫は無いので、ウイスキー泥棒に狙われるようなことは無いそうです。
 ケース単位のウイスキーは重いでしょうし、多数の店から盗むとなると、運ぶのだってそれなりの時間と労力がかかるでしょうに、そこまでして盗むというのは、それ相応に儲かるのでしょうね。
 ウイスキーの価格がもと通りに戻って、こういう犯罪が起こらないことを願っております。