むかつく

 昨日、ラジオを聴いている時に珍しい地名を耳にしました。その地名は「むかつく」で、漢字では「向津具」と書きます。山口県長門市向津具半島という半島があり、向津具小学校なんてのもあるようです。

 この地域の住民やこの小学校の生徒は、この「むかつく」という名前に愛着を持っているのかな?それとも他県の人に言うのはちょっと恥ずかしかったりするのでしょうか?

 調べてみたら、この向津具半島はとても風光明媚なところらしく、中でも元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社はアメリカCNNが選ぶ「日本の最も美しい場所31選」のひとつに選ばれているそうです。この神社が建てられたのは1955年(昭和30年)で今から63年前ですから、例えば伏見稲荷の1,300年の歴史に比べたらかなり新しい神社ということになります。

 
 更に調べてみたら、6月に『向津具ダブルマラソン』という大会があるみたいなので、いつか参加してみたいな。ダブルマラソンというのは、フルマラソンの2倍、即ち42.195×2=84.39キロのコースで、制限時間は13時間。この他にフルマラソン(42.195キロ)とウォークがあります。ウォークといっても、普通の大会だと5キロとかせいぜい10キロなのですが、この向津具の大会は距離30キロ、制限時間10時間ですので、軽い気持ちで参加できるようなものではありません。

 向津具という地名に、ちょっと笑ってしまった私ですが、よく考えてみたら我が岐阜県には「下呂(げろ)」という地名があり、こちらの方が他県から笑われそうです ^^;)
 残念ながら「下呂ラソン」というのは無いのですが、いずれ町興しのイベントとして開催される日が来ることを期待しています。