あらためてクイーン

 クイーンのボーカルのフレディ・マーキュリーの顔は勿論知っておりましたが、「歯が出ている」という印象は持っていませんでした。私が知っているフレディは口髭をはやしていて、そのせいで目立たなかったのかもしれません。映画『ボヘミアン・ラプソディ』のはじめの方で、フレディがボーカルとして新しくバンドに加えて欲しいと申し出た際に「その歯では無理だ」と言って一旦は断られるシーンがあるので、やはり歯は出ていたのでしょう。映画でフレディ役を演じたラミ・マレックの素顔は歯は出ていないので、映画では特殊な入れ歯のようなもので実際のフレディの顔に似せようとしていましたが、ちょっとやり過ぎのように感じ、フレディ・マーキュリーというよりは明石家さんまか久本みたい顔になっちゃってました ^^;)

 さて、先日iTunesからダウンロードしたこの映画のオリジナルサウンドトラックは、会社帰りに歩きながらイヤホンで毎日聴いています。何年かぶり、10年ぶり以上かもしれませんが、久々にクイーンを聴いて、その音楽の素晴らしさを再発見しました。今聴いても古さを感じませんし、同じような曲ばかりが溢れている現代の音楽界においてはその個性がかえって目立ちます。こういうバンドはもう誕生しないような気がします。