暑い夏

 伊集院氏がラジオで「昔の夏の話」というテーマでリスナーから寄せられたメッセージを紹介していました。それによりますと、昔の仮面ライダーのあるエピソードで、ショッカー(悪者)が夏の暑い時期に東京を灼熱地獄にして、人間たちを蒸し焼きにしてやろうと目論み、人工太陽を作って空に上げました(つまり、2つの太陽にジリジリと照らされることになるわけです)。これによって東京の気温はガンガン上がっていきます。その時に「とんでもないことになってる!!」と言って表示された東京の気温が38℃だったそうです ^^;)  そんなのここ最近の岐阜では当たり前なんですけどね。でも、当時は38℃というのは現実にはありえない気温だったんでしょうね。

 

 そんな暑い中、甲子園では高校球児たちが連日熱戦を繰り広げています。甲子園のグラウンドの中の気温は恐らく38℃を超えていそうで、仮面ライダーの中だったらとっくに焼き殺されているはずなのに、高校球児はそんな暑さに負けないぐらいの熱い試合を見せてくれます。熱中症の危険が叫ばれるようになってから、途中で給水タイムを設けたりしていますが、正直なところ、あれにどれほどの効果があるのか、あんなのはまさに焼け石に水でしかないと思います。でも一応何か対策を実施しておかないと、例えば球児たちが熱中症でバタバタと倒れた場合に運営組織(高野連)の責任を問われることになるので、それを避けるために形だけやっているように思えて仕方がありません。それでも、球児たちは元気に頑張っています。

 さて、今日行われた中では智弁和歌山 vs 明徳義塾の試合はしっかり観ました。智弁和歌山が好きというわけではないのですが、明徳義塾が嫌いなので智弁和歌山を応援しました。なんで明徳義塾が嫌いなのかというと、1992年の夏の甲子園で星稜と対戦した明徳義塾松井秀喜を5打席連続で敬遠したからです。私は今でもそのことを根に持っていて、許せません。その当時の馬淵監督が今だに監督をやっているかと思うと、腹が立って仕方がありません。その思いが天に通じたのか、智弁和歌山が7-1で勝ちました。智弁和歌山は次は星稜との対戦です。これもいい試合になりそうで、楽しみです。