ハロウィン

 ここのところ、仕事が終わるとクタクタに疲れていることが多く、帰宅してテレビのニュースをじっくりと見ている時間も無くて、ネットでササっと重要なニュースをチェックする程度です。また、国内では首里城の火災があったり、海外でも政治や安全保障に関する様々な動きがあったので、ハロウィンに関するニュースは例年に比べると少なかったようで、ほとんど目にしませんでした。そんな中、先日ラジオを聞いておりましたら「地味ハロウィン」なるものが紹介されていました。派手な仮装をするのではなく、ちょっとしたワンポイント的なものや、過去にニュースになった出来事のひとコマを再現したようなものが多いみたいです。日本でハロウィンの知名度が上がってからまだそれほど経っていないのですが、まさか「地味」な方向への流れが生まれるとは全く予想していませんでした。これはインスタなどのSNSの普及とも関係が深いように思われます。こうなると、ハロウィンの本来の意味とは程遠いものになってしまっているのですが、こういうふうに、外国から入ってきたものを自分達流に解釈して、組み替えたり、掘り下げたり、亜流を生み出すのは日本の文化の特徴なんだろうなとあらためて感じました。