早朝にすれ違う老婆

 平日に会社へ行くために家を出る時刻は非常に早くて、今の季節ですとまだ陽は昇っておらず真っ暗です。そんな暗闇の中、すれ違うのは新聞配達ぐらいですが、最近になって新たに見かけるよになった人がいます。かなり高齢のお婆さんで、シルバーカー(高齢者向けの歩行補助用手押し車)を押しています。何処かへ行く用事があるのではなく、健康のために運動としてウォーキングしているようです。もう少し遅い時間帯になると、自動車や自転車の通行量が多くなるので、安全のために早朝に行なっているのかもしれません。ただ、このお婆さんのシルバーカーにはライトは付いていないうえに、お婆さん自身の服装も地味なので、視認性が低くて危ないようにも思われます。夜に帰宅する際には、LEDの懐中電灯のような物を手に持ってウォーキングしている人や犬に何か発光する物を取り付けて散歩している人を見かけるようになってきましたが、私が早朝にすれ違うお婆さんはこういった安全のためのグッズに関する情報には疎いのか、何も付けておらず、シルバーカーの車輪が回るガラガラという音は聞こえるものの、かなり危ないです。せめて反射素材の襷でもしてくれたらと思います。

 先ほど書いたように、犬に発光する物を付けて散歩する人が増えてはきましたが、首輪に小さなLEDライトを付けていたり、リードが少し光ったりする程度で、何もしないよりはマシですが十分ではありません。先日インスタに光るハーネスの写真が載っておりましたが、これぐらい明るいと遠くからでも目に付きやすくて安全性が高そうです。

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