ジャッキー・チェンの新作

 先日、ジャッキー・チェン主演の映画『ザ・フォーリナー』をレンタルで観ました。ジャッキーの映画としては最新作で、65歳の今になってもアクション映画に主役として出ていることに驚きました。ストーリーは、ジャッキーの娘(高校生?)がテロ事件に巻き込まれて亡くなってしまい、その犯人を見つけようと執念を燃やす、という内容です。当然のことながら、ちょっと暗い感じのする映画になってしまっています。

 若い頃のジャッキー・チェンの映画は、それまでのジメジメして暗い感じが多かったカンフー映画に、笑いと明るさを取り込むことによりファンを増やしました。「明るさ」がジャッキーの映画の魅力だったのですが、そういう良さが全く無くて、全編に渡ってシリアスな雰囲気になってしまっている今回のような映画はジャッキーには似つかわしくないなぁ。いつかまた笑える要素のあるアクション映画に出て欲しいなぁ。