大豆から作った「肉」

 日本ハムが今年の3月に植物性の材料を使う「植物肉」市場に参入するという記事が日経電子版に載っていました。大豆を主原料にしたハムやソーセージ風の商品を発売するとのこと。アメリカでは、ビヨンド・ミートとかインポッシブル・フーズといった新興勢力が既に様々な商品を市場に投入しており、動物由来の肉を全く使用しないハンバーガーなどがあるそうです。大豆から作った「肉」はこれまでにもあるにはありましたが、市場規模は大きくありませんでした。そんな中、欧米のベンチャー企業により風味の大幅な改善がなされ、以前よりも美味しくなり、本物の肉との違いが分からないレベルにまで達しているとかいないとか。更に、特に欧米では動物愛護や環境保護の観点からも、肉を使わない製品の需要が増大していることもあいまって、市場が急拡大しているそうです。こういう流れが日本でも起こるかどうかは分かりませんが、発売されたら食べてみたい気がします。メーカーとしては、取り敢えずハムやソーセージで様子を見てからその後の展開を決めるのでしょうが、大手ハンバーガーチェーンもメニューに取り入れてくれたら嬉しいです。