確定申告の締め切りが新型コロナの影響で1か月延期されて4月16日までとなった件については先月のブログにも書きました。その際には、1か月延期されたけれど、なるべく早く提出したいと書きましたが、そうは言っても、元来が先延ばしをするだらしない性格なので、結局いつものように締め切りギリギリになって焦ることになるかもしれない、と心のどこかでは思っていました。しかし、どうしたことか、そうした予想を覆し、3月中に提出を完了しました。締め切りの2週間以上前に提出できたことなど初めてです。その原因は、ひとつはコロナ騒動で外出を控えるようになり、休日にも家の中に居る時間が増えて「時間もあることだし、じゃあ確定申告書でも作成するか」という気持ちになったこと。もうひとつは、以前このブログでも紹介した『小さな習慣』という本の影響もあります。この本のキモは、何かを始める際、最初のハードルは出来る限り低くしておくというもの。例えば、筋トレを習慣付けたいのならまずは「腕立て伏せを1日1回だけ行う」ことからスタートする、といった具合に。これを確定申告書の作成に応用してみました。最後まで仕上げようとすると億劫な気持ちが溢れてきて、昨年までは何となく先延ばしにしてきたのですが、今年は「取り敢えず、国税局のサイトにアクセスして、最初の項目だけでも入力して、残りはまた翌日にでもやろう」という簡単なことからスタートしてみることにしました。ところが、やり始めると所々で立ち止まりながらも、結局最後の項目まで入力してしまいました。最後の最後に「送信」のボタンをクリックした時の達成感が大きかったのと同時に、今まではこんな簡単なことをグズグズと先延ばしにしてきた自分を恥じました。来年もこの調子で早めに片付けてしまいたいですし、これ以外の「いつも先延ばしにしがちなこと」に対しても、同様にして克服していきたいです。
