神棚にお供えしてあるものは毎日取り替えています。水と日本酒は洗面所に流します。塩は捨てています。お米は、以前は極少量しかお供えしなかったので、塩と一緒に捨てていたのですが、暫く前から小皿に山盛りにお供えするよになり、これを捨てるのは流石に勿体ないと思いました。炊飯器でご飯を炊く際に混ぜるという方法もありますが、雀の餌として自宅の庭の大きな石の上にばら撒いておくことにしました。だいたい早朝に出勤する際にばら撒いておきます。初めのうちは、いつの間にかお米がなくなっていて、雀がそれをいつ食べたのか把握出来ていませんでしたが、雀の方も私がいつばら撒くかが段々と分かってきたようで、最近では私が玄関のドアを開ける時刻には既に家のすぐ前の電線の上に並んで待っていて、私の姿を見るやピーチクパーチクと歓喜の鳴き声を上げて騒ぎ立てます。まるで成田空港でハリウッドのスターが到着するのを待っているファン達のようで、軽く手を振ってやろうかと思うほどです。土曜や日曜に平日よりも遅く起床すると、あっ雀が待ってるかも、と思って慌ててお米をばら撒きに行き、戻ってきて二度寝するということもたまにあります。

 以前はお米ではなくて、クッキーやクラッカーを庭の石の上に置いておいたこともありましたが、それですと雀よりも大きな鳥がきて、最終的にはカラスがやって来てしまったのでやめたことがありました。お米ならカラスなどの大型の鳥には小さな過ぎて嘴で摘むことが出来ないようで、雀だけが食べに来ます。当初は虫などの餌が少ない冬の間だけは取り敢えずお米を雀に食べてもらおうかと思っていたのですが、暫くはこのまま続けるつもりです。