駅構内の出店

 名古屋の某駅の改札前のスペースに日替わりで(2日間のこともあるようですが)食べ物屋さんの仮設店舗が出ています。ベルギーワッフルの日もあれば、カニ太巻き寿司だったり、ロバのパン(勿論、ロバは居ませんけど)のこともあります。しかし、あまり繁盛している様子は無くて、店頭のスタッフが行き交う人に対して呼び込みをしていますが、足を止める人は少ないように見受けられます。私も以前に一度、ベルギーワッフルを買ったことがあったのですが、あまり美味しくなくてガッカリしたことがあります。そんな日替わり店舗の中で唯一、毎回のように長蛇の列が出来ているのが博多明太子です。私はまだ買ったことはありませんが、博多から直送されたもので価格もさほど高くないのかもしれません。

 今日も会社帰りに改札前のスペースを通りかかると、珍しいことに「ずんだ餅」と書かれた暖簾が掛かっていました。ずんだ餅をここで売っているのを私は初めて見ました。ずんだ餅は好きなので、買ってみました。帰宅して早速食べてみたところ、ずんだ(だだちゃ豆)の風味がかなり弱く、その代わりに甘味が強くて、これじゃ単なる緑色のぼた餅じゃないかと思いました。本物のずんだ餅を食べたことが無い名古屋の民衆なら、この程度の味で満足するかもしれないけれど、仙台で本物のずんだ餅を食べ倒したこの私の舌をごまかすことは出来ません。しかも1個200円もするなんて、いくら何でも高い。口直しに本物のずんだ餅を無性に食べたくなりました。

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