『いい我慢』

 

いい我慢~日本で見つけた夢を叶える努力の言葉~

いい我慢~日本で見つけた夢を叶える努力の言葉~

 

  暫く前、まだ緊急事態宣言が解除されておらず、駅前の大型書店が平日のみ夜7時までしか営業していなかった頃、レジの前の長い列に並んだことに関してはブログに書きました。2メートルほどの間隔で30人以上が並び、レジに辿り着くまでにはかなり時間を要しましたが、そうして待っている間に棚に並んでいる本、その多くは普段はただ前を通り過ぎるだけで手に取ることなど無かった本の背を眺めるのは意外と楽しくて退屈しませんでした。列から外れなくても手が届く範囲にある本を何冊か棚から取ってページをめくってみたりしました。そうした本の中の1冊がデンマークから日本へやって来てフラワーアーティストとして成功しているニコライ・バーグマン氏の『いい我慢』という本で、面白そうだったので購入し、読んでみました。タイトルにある「我慢」を始めとし、異国でどのようにビジネスを展開してきたかが書かれておりました。

 バーグマン氏の代名詞となっている商品に「フラワーボックス」があります。その名の通り、箱の中に花を敷き詰めたもので、こういう発想はこれまでのフラワー業界には無かった斬新なものです。何だかちょっと花が窮屈そうな感じがしないではありませんが、試しに買ってみたくなる商品です。 

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