長らく続いた「県をまたぐ移動の自粛」が取り敢えず一旦は解除されます。個人的には土曜か日曜に他府県へ行こうかと思っています。
一般的には、移動の自粛が解除されたからといって、必ずしも旅行客が新型コロナ前の水準に戻ることは無いだろうという悲観的な見方が多いようです。例えば、毎年3月や4月に家族で旅行（春スキーとか）に行っていたけど、それは「毎年行っているから」や「去年もいったから」という理由で、深く考えることなく何となく惰性で続いていただけだったものが、今回の移動自粛で旅行に行けなくなり、それを機会によくよく考えてみたら、行かないなら行かないでそれなりに楽しく過ごせるから今後は行かないことにしようか、となってしまうパターンもあるのかもしれません。世の中は不要不急のことで溢れていて、惰性で何となく続けていたり、みんながそうするからとか、長い連休なのにどこへも行かないのは何となくカッコ悪いからといった理由から行っていたことは、「別に無くてもいいじゃん」と気付いたことにより、そういったことへの出費がガクンと減るかもしれません。そうやって人々が使っていたお金が何か別の分野へ流れるのならまだ良いけれど、使わなくなると経済は停滞し、そうなると社会的に弱い立場の人へより多くのシワ寄せが来ることになるのかなぁ。
