スマホ

 母がスマホを購入するに際して最も心配していたのは、スマホを紛失することでした。以前にもブログに書いたことがありましたが、母はこれまでにもいろんな物をなくしたことがありましたので、遅かれ早かれ、完全に紛失してしまって戻ってこないとはいかないまでも、何処に置いたのか思い出せなくて家の中じゅうを探しまわることはきっと起こるだろうと思っていました。しかし、母もスマホのような価格が高い品を紛失するのは流石にまずいだろうと思っているようで、普通の人ならどこへ行くにも常にスマホを持ち歩いているのでしょうが、母はダイニングのテーブルの決まった位置に常に置いています。なくさないように気を付けようという姿勢は立派ですが、少し離れた場所には家電(固定電話)があるので、スマホの意味が無いような気がします。昼間に外出する際にも持っていかないようです。ただ、操作方法を私に訊きながら母なりに一生懸命に使いこなそうとしているので、脳への刺激にはなっているような気がします。