ランキング

 昨日のブログに書いた月刊誌『ランナーズ』の8月号には「全日本マラソンランキング」という別冊付録が付いていました。2019年4月から2020年3月までの間に開催されたマラソン大会を対象として、男女別に年齢ごと(20歳から1歳刻みで)のランキング(1位~100位)が表示されています。男子の最速タイムは、あの大迫選手が東京マラソンで出した日本記録の2時間5分27秒(実際の記録は29秒なのですが、27秒となっているのは誤植か?)でした。そして最高齢は何歳なのだろうかということが気になったので、ページをめくっていくと、86歳の愛知県の男性で記録は4時間56分49秒でした。ちなみに86歳ではこの人の他に2名いて両名とも6時間台でした。女子の最高齢は85歳で5時間36分19秒でした。一般的には、86歳とか85歳と言えば、多くの場合足腰が弱ってきているもので、杖をついたりシルバーカーを押しながらであっても自分の足で歩けるだけでも大したものなのに、42.195キロを完走できるなんて、かなり驚きました。個人的には大迫選手の日本記録よりも80代半ばを過ぎてもフルマラソンを完走できることの方が凄いと思います。今から86年前は1934年(昭和9年)。戦前に生まれて、戦中戦後の食糧が少ない時期を生き抜いてきたんだなぁ。こういう人はもともと身体が丈夫なのかな? 何歳からマラソンを始めたのか、どんなトレーニングをしているのか、食生活の内容はどうなのか、などなど知りたいことがたくさんあります。こういう高齢者ランナーを『ランナーズ』で特集してほしいものです。