再読

 暫くの間アクション小説を読んでおらず、他のジャンルの本ばかり読んでいたのですが、また読みたくなってきたのが数日前。しかし、未読のアクション小説は手元には一冊もありません。仕方がないので、本棚に並んでいる過去に読んだ本の中からなるべく古そうなものを再読しようと選んだのがトム・ウッドの『パーフェクト・ハンター』の上下巻。これは7年前の2013年に読みました。読み始めると、オープニングのシーンはよく憶えていたのですが、それ以降は一部を除きストーリー展開に全く記憶がありませんでした。初めて読む本のように楽しめたのは良かったのですが、読書をしてもこんなにも頭に残らないのかと愕然としました。初めてこの本を読んだ7年前は、まだアクション小説というものを読み慣れておらず、登場人物も外国人ばかりで、ストーリーも複雑だったので、きちんと理解出来ていなかったのだと思います。

 

パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)

パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)