自宅の神棚には専用の花瓶に入れた榊をお供えしてあります。榊は近所のスーパーで買うことが多く、そのお店では国産と中国産の2種類の榊が売られています。国産の榊は中国産の2倍の価格なのですが、やっぱり農薬の問題とかが心配なので、たとえ価格は高くても国産を選んでしまいます。近所のホームセンターにも榊が売られているのですが、こちらは1種類のみで産地が表示してありませんので、たぶん中国産だと思います。

 神棚には中央に天照大御神アマテラスオオミカミ)、向かって右側に氏神様、向かって左側にその他の自分が好きな神社の御神札(おふだ)を立てています。そして左右に1束ずつ榊を置いています。暫く前に気が付いたのですが、毎回、何故か右側(氏神様の側)の榊だけが早く枯れてしまうのです。葉の色ツヤも左側(自分が好きな神社の側)は生命力に溢れている感じがするのに対し、右側は色も薄くて元気がありません。同じ店で同時に買った榊なのに、どうしてこのような差が生じるのか不思議でした。1回だけなら単なる偶然かなと思ったことでしょうけど、毎回同じ現象が起こります。そこでネットで調べてみました。こんなのは私の神棚だけかと思ったら、よくあることだと書いてありましたので驚きました。それによりますと、我々が外で体に付けて帰ってきた穢れを氏神様の榊が吸着して取り除いてくれるから枯れるスピードが速いのだそうです。つまりは榊が枯れるのは氏神様が守ってくれている証ということらしい。左側(自分が好きな神社)の榊には何の変化も見られないということは何もしてくれてないということなのかな?そして榊がこんなにも早く枯れるということは、日々の生活でたくさんの穢れを知らず知らずのうちに体と心に付けてしまっているということか。