美容室での出来事

 昨日、髪を切りに美容室へ行ってきました。どのぐらいの長さにするかについて私の希望を述べると、カットの担当者が「前回よりは短めだけど、前々回よりは長めで宜しいですね。」と言いました。それを聞いて、前回はともかく、前々回のことまで覚えているなんて凄いですねと私が言うと、ちゃんとメモしているとのことでした。そのことをきっかけに、そのカット担当者が最近あった出来事を話してくれました。それによると、7~8年通ってきてくれている男性のお客さんが「いつも通りで」と言ったので、いつも通りと言ってもその日の髪の状態や体調などによっても微妙に違ってくるので、確認の意味も込めていくつか質問をしたらそのお客さんが怒って帰ってしまったそうです。そのお客さんにとってはカット担当者と1対1の関係であっても、カット担当者からすればたくさんいるお客さんの中の一人に過ぎないのであり、「いつも通りで」で通じて当たり前だと思っているのは客側が傲慢だと言えましょう。お客様は神様ではなく、客と店側は同等、店はサービスを提供し、それと引き換えに客はお金を払うのであるから、そんな傲慢な客は相手にしなくていいんじゃないですか、と私は言っておきました。ただ、何か月か前のブログにも書きましたが、美容室の人っていうのはサービス業の割には腰が低くないのも確かです。美容室の人とはそういうものだ、と思っていないとカチンとくることがあるのも理解できないわけではありません。